【疑問】Apple Watch は失敗したか?

大学生活もあと1年と少し。

就職活動と卒論に翻弄されながら、

でも残り少ない学生ライフを毎日ちゃんと過ごしたくて、日記を書き始めました!

 

就活戦線にいる17年卒の方々と学びや気づきを共有できたらと思います!

 

 

 

 

さて、今日はBusiness Administrationという経営学の講義のレポートを書いてました。

 

 

お題は"Describe how innovation in business and the processes involved have changed. 

 

要はイノーべションがビジネスにどう影響を与えるか論じなさいってことかなと

思って書き始めたら、ふとApple Watchが浮かびました。

 

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高校生の時に初めて買ったスマホSAMSUNGで、

iPhoneを使ったら負けだと思ってましたが去年ついに敗北。

5Sを購入しました。

 

 

やっぱりApple製品は強いなぁとしみじみ思っていたらジョブスは亡くなって、

新しいCEOはティム・クック氏へ。

 

 

そんな彼が初めて手がけた商品がApple Watchなのですが、

 

 

 

 

 

 

 

大学で身につけてる人を1度も見たことがないです。

 

友達はもちろん、先生も職員の方もないです。

 

 

 

みなさんも知ってる限り友達はみんなiPhoneだよ!って方はいても、

俺の同期は全員Apple Watch持ってる!って方はいないのではないでしょうか。

 

1回だけ会社説明会で社長さんが付けてるのを見ましたが、それだけです。

 

 

 

そこで疑問 

 

Apple Watchって何でそんなに売れなかったのかな。

 

 

 

 

 

 

 

これに関して面白い記事が。

「アップルウォッチ:成功か失敗か?」

www.huffingtonpost.com

 

この記事で特に面白かったのは

Apple Watchは他のアップル社の製品とは違って名前に" i "がない」

という点。

 

 

確かにiPhone, iPodとかウェアラブルな製品はみんな「iなんちゃら」

 

なのにApple Watchにはそれがないからアップルのブランドから外れちゃってる印象を与えてしまっているという分析。

 

つまりいくらモノが凄くても、ブランディングが上手くなければダメ。

 

 

 

 

 

セグウェイも同じような問題を持ってると思います。

 

 

セグウェイに至ってはイノベーションと消費者市場とのズレを象徴する

Segway Problemとか言われちゃってますね(笑)

 

発表された当初は直感的に操作でき、また自身でバランスを調整できるセグウェイ

雑誌や技術者達は絶賛。

 

あのスティーブ・ジョブスにも賞賛され、

「パソコンの登場に匹敵する影響を世界に与える」

とまでは言わしめたセグウェイですが、結局5年で2.4万台ほど。

ダメダメな結果です。

 

 

 

 

 

 

これはセグウェイ社のターゲットの設定にミスがあったと言われています。

 

マーケティングチームは一般向けの他に

郵便局や警備会社で働いてる人に焦点を当てていました。

 

 

ただみなさんご存知かと思いますが、

セグウェイは両手をハンドルに置いて操作します。

また平坦な道でないと移動が難しいです。

 

つまり郵便局ではみんな歩きながら手を使って作業をしたい。

警備の方は縦横無尽に場所を気にせず動き回りたい。

 

セグウェイはこの2つのニーズを悉く外してしまいました。

 

 

 

 

このことから言えるのは

「ターゲティングを誤ると売れない」

ということ。

 

 

 

 

 

 

 

どんなに凄い機能を搭載していようとも、

我々にとってイノベーションと感じられなければ、

興味すら持ってもらえないんですね。。。。

 

 

 

お客様の視点に立つのを忘れて進むと、どうなるか。

 

今日Apple Watchはそれを教えてくれたのかと思いました。