【早くモテたい男子必見】合コンで「本屋でバイトしている」って嘘をついて書店男子の振りをすればモテる

そこのモテたい男子諸君。

 

書店男子って知っていますか。

本屋で働く男性のことを指す造語です。

 

「え、弱そう」「ダサイ」

 

そんな異論反論は通用しません。

 

なぜなら近年書店男子はモテるからです。

その証拠に「書店男子」っていう写真集がある程です。

去年はそのメガネ男子版も出ました。

 

さて、書店男子とはどんな感じなのでしょうか。

仕事中はエプロンしてて、髪はちょっとパーマがかかってて低血圧そうな感じ。

趣味はもちろん読書。性格は優しくて、体型はちょっと痩せ型。

肉食系とは違う知的で繊細な感じが女子にはたまらないに違いありません。

 

 

繰り返します。

 

 

書店男子はモテる。

 

 

モテるんですよ。

 

 

有史惚れ薬やら黒魔術やら使って男性が必死になってモテようとしてきました。

 

 

そして今日、その答えが見つかりました。

 

 

書店男子になればモテるんです。

 

 

 

 

でもご自宅や学校の周りに本屋がない方もいるでしょう。

あったとしても求人していないかもしれません。

中には本に触ると蕁麻疹が出る方もいるに違いありません。

 

そんなあなたは今日このページを読むべきです。

「本屋でバイトをやっている」と女の子に合コンや飲み会で嘘をついてもバレない

ってくらい本屋に詳しくなります。保証します。

 

そして見事付き合えたら辞めたことにしてしまえば良いのです。

つまり嘘は嘘でもWhite Lie。嘘も方便とは仏教の教えでもあります。

 

 

ということで本屋でアルバイトをしている僕が本屋の仕事を紹介します。

どの作業にもモテ要素があるので見逃さないでください。

 

 

 

まずは基本的な持ち物。

①ペン ②メモ帳 ③カッター

 ぶっちゃけそんなに特別ではないですが、

カッターは届いた本や雑誌の梱包を取るために使います。

合コンの前にバンドエイドを指につけておいて、

「昨日バイトで切っちゃってさー」と言えば隣に座る女子はメロメロです。 

 

次に基本的な1日の流れを。

 

まず朝礼を受けます。ここでその日新しく発売されたコミックや書籍や販促の情報

が主に連絡されます。

ここで芥川賞などの発表があればきちんとメモをします。

合コンで「昨日発表された芥川賞の本はやっぱり売れたね」とか言えば、

あなたの知的さにメロメロになった真向かいの女子はすぐに貴方の横に座ります。

 

ここからは各自がレジ打ち、雑誌やコミックの補充、お客様への電話、そして返品

の作業へ移ります。

 

①レジ打ち:他のお店とほとんど変わりません。

ただ、お客様が巻を1つ飛ばして購入しようとしていたら必ず確認をします。

ちなみにワンピースの最新刊の発売日にはレジにワンピースを1冊だけ持った

お客様の長蛇の列ができます。

「一人が10冊くらい買って外でみんなに配ってくれ」と本気で思います。

さっきの芥川賞だけではなく、本屋大賞なんかも抑えておけば貴方の知的度は

さらにアップ。

飲み会で「今年は米澤穂信の『王とサーカス』が本屋大賞にノミネートされた

けど、実際うちで売れてるのは『氷菓』なんだよね」とか言えば冷静に店舗の

在庫動向を把握している貴方の冷静さに惹かれて貴方のLINEのIDを巡って

女子が殴り合いを始めます。

 

②雑誌やコミックの補充:発売された直後のコミックや雑誌はすぐに店頭から無く

なるので、常に補充をしなければなりません。

進撃の巨人で有名な講談社以外のコミックはビニールが付いていないので、

防犯タグをつけてビニールがけをします。

飲み会で「今回の文藝春秋は全然売れてなかったな。やっぱり芥川賞で注目された

と言っても一過性だったね。」とか言えば、貴方の来月のスケジュール帳は全て

デートで埋まります。

 

③お客様への電話:お店になかった商品を注文したお客様に入荷の連絡をする

仕事です。また雑誌の定期購読をしている方にも電話をします。

ここは特にモテる要素はないのでスルー。 

 

④返品:本屋独特の仕事です。僕の店にはバックナンバーは置いてないので、

最新号を店頭に並べる前日にその前の号を段ボールに詰めて梱包します。

またしばらく売れていない本やコミックも返品の対象です。

本屋が意外と力仕事と言われるのはこの仕事のせいかなと思います。

「最近バイトのおかげで筋肉ついてきたなー」とか呟いたその日には

他のもやし系男子との差異が明確化され、歩けば空から女の子が降って、

地面からは竹取物語ばりに女の子が地面から乱立するでしょう。

 

ここまでは基本的な仕事ですが、朝から出勤する方には前日までに注文を受けた

商品の発注をしたり、また別な仕事があります。

 

さらに閉店する1時間か2時間前には、

次の日に展開する最新号の雑誌のための売り場作りをします。

僕の店は狭いのでスペースがありません。

なので毎日創意工夫を凝らしてなんとか場所を空けます。女性向け雑誌は本当に

種類が多いし対象年齢も種類もバラバラなのでそれに合わせた展開を考えるのは

大変ですが、働いて半年もすれば大体の雑誌を覚えてしまいます。最終的には

女子よりも女性誌に詳しくなって変態扱いされます。ちなみに僕は雑誌miniの

表紙モデルの有村架純ちゃんのファンなので毎回必ず一番手前に展開しています。

この場合、変態扱いされない程度に書店男子を演じるならば、

合コンで「今日のその服って今女の子で流行っているんだよね!でも◯◯ちゃん

が着てると違うなー。この前の表紙の子より可愛いよ。」とか言えば来月の

バレンタインデーには夥しい量の手作りのハート型のチョコを持って帰るために

タクシーを呼ばなくてはなりません。

 

 以上で基本的な書店男子の仕事は網羅されたと思います。

 

 

 

さあ、ここまで読んだ貴方はもう玉木宏向井理並みのモテ度を宿してます。

 

 

おめでとう!おめでとう!おめでとう!

明日から毎日合コンをして彼女と薔薇色のキャンパスライフを手に入れよう!!!

 隣には麗しの黒髪の乙女やら可憐なブロンドの乙女まで目白押しです!!!

 

嗚呼素晴らしきかな書店男子!ビバ!書店男子!

今日はありがとうございました!僕も就活放り出して合コン行ってきます!!

 

 

じゃあな! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに僕を含めて店の書店男子の彼女がいる率はゼロです。

現実はそんなもんです。